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【夏期講習】8月9日(土)時間割 & 講師雑感

2025.08.09

【講師雑感】研ぎのリベンジ

こんにちは。ナイト受験ラボの田中です。
どこにも需要のないお話ですが、昨日の研ぎ失敗のリベンジです。
お付き合いください。
 
昨日は天然砥石で研ぎましたが、今日は大幅な修正をするので、人造砥石で行います。
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この平の赤さびも完全除去して、厚みを抜きます。
切り羽の部分もゴリゴリと削っていきます。
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完成です、ピカピカになりました。
刃先の欠けも修正しました!
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コピー用紙の筒で袈裟切りチャレンジです。
 
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どんなもんだい!
 
でも・・・。
土佐刃物の趣はなくなってしまいました。
平の部分を黒さび加工をしようと思います。
そこで登場するのが、これだ!
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バーチウッド社「アルミニウム ブラック」です。
これは、ブルーイング液と言われるもので、鉄に黒い酸化皮膜を形成して、黒く染色する液体です。何に使うのかというと、モデルガンの染色に使います。
映画やドラマで拳銃が登場しますが、日本では銃刀法という法律があるため、実銃は使用できません。市販のおもちゃのモデルガンを利用します。おもちゃのモデルガンは鉄粉を混ぜたプラスチックでできていますので、そのままだといかにも「プラ製」でリアルではありません。そこで、表面を目の細かいサンドペーパーで磨くと、柔らかい樹脂が削れて、鉄粉が表面に出てきますので、それをこの液体で染色すると、リアルな金属感を得ることができるのです。
実は私も大学の時、映画作成サークルに所属し小道具と銃器特殊効果を担当していたので、このような加工もしていたのです。撮影用のモデルガンをプロップガン(小道具銃)と言いますが、家にもあるので画像を載せておきます。
こちらがノーマルのモデルガンです。
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いかにもプラスチックです。
そしてこちらが、私がかつて作成したプロップガン。
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舘ひろしが使いそうなイメージで、カスタムしたものです。
青く光る黒染め処理をブルーイングと言います。
青く輝いて、かっこいいでしょ?
 
では、この柳刃包丁を黒染めしましょう。
切り刃は銀色のツートンにしたいので、マスキングテープで養生します。
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ブルーイング液は劇薬なので、必ずゴム手袋をつけて。
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一瞬で黒く染まりますが、酸化反応が止まるまで重ね塗りをします。
完成です!
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マスキングテープをとって、十分に水洗いをして染色液を除去し、反応を止めます。
洗剤洗いをして、刃物油を塗って終了です。
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おぉ、美しくなったんではないでしょうか!

 
2025年08月09日 15:38

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