7月7日(水)時間割 と 講師雑感
初の一日ドック ~健診当日編~
こんにちは。ナイト受験ラボの田中です。とうとう7月1日(木)の一日ドック当日。
「8時15分までに受付を」ということなので、8時ジャストに到着しました。
ドック受診者の中で一番乗りでした。
さっさと受けて、とっとと帰りたいというのが本音です。
その後、長澤先生、市場先生の順で到着。
予想どおり、受付順に名前が呼ばれていきます。
まずは、身長・体重・採血・視力・聴力の測定&検査です。
次に1階に降りて、検尿・心電図・内視鏡検査・問診と続きます。
この調子だと10時前に終わりそうだ。
検尿を終え、心電図検査の後、状況は一転しました。
看護師さん「田中さん、少しそちらで待っててもらえますか? 胸が痛んだり、苦しかったりしませんか?」
田中「いえ、ありません。」
看護師さん「そうですか・・・」
しばらく待っていましたが、検査室の内部がザワザワしています。
看護師さん「田中さん、すみません。次の内視鏡の前に、もう一度2階の受付に戻ってもらえますか?」
田中「えっ、はい。」
2階に戻ると、最後に行うはずだった医師との問診が始まりました。
医師「あのぉ、田中さん。胸が苦しかったり、痛んだりしてませんか?」
田中「いえ、普通ですね。痛くないです。」
医師「そうですかぁ。心電図に心筋梗塞の波形が出ています。非常に危険な状態です。絶対に安静です。内視鏡検査は危険なのでできません。ドックはこれで中止になります。」
田中「本当ですか?」
医師「いつ急激な胸の痛みや苦しさに襲われてもおかしくありません。絶対安静です」
田中「えっ、・・・。」
医師「これから循環器内科の先生に見てもらいます。いくつか検査を受けてもらうことになると思います」
田中「はぁ。」
医師「1階にいきますが、絶対安静です。車椅子で移動してください」
ということで、車椅子に乗せられ、いくつかの追加検査をすることになりました。
心エコーにレントゲンなどなど。
内視鏡検査待ちの長澤先生の前を、車椅子に乗った田中が横切ります。
田中「なんか、自分。大変なことになってしまいました」
長澤T「えっ!? 大丈夫ですか?」
田中「よくわかりません。」
結局、検査が終わり、循環器内科の先生の診察が始まったのが11時半でした。
なにが、10時前には終わるだよ!
医師「田中さーん、診察室にどうぞ」
田中「よろしくお願いします」
車椅子に乗って看護師さんに押されながら入室。
医師「ハハハ、車椅子で来たんだ。」
田中「急に乗れといわれまして」
医師「あぁ、一日ドックの途中だったんだ。」
田中「はい。」
医師「心電図の結果と、昨年の健診の結果から考えると、一年前の検診日から本日までのどこかの時点で心筋梗塞を起こしました」
田中「!? 私が、ですか?」
医師「はい、胸の痛みも苦しみもなかったんですね。無痛性の心筋梗塞だと思います。
もうすでに起こって、今は安定していますので、すぐに心不全を起こすことはありません。
しかし、心臓の動きが悪くなっているのは確かなので、一度精密な検査を受けられた方がいいと思います。」
田中「はい、そうですね。」
医師「お住まいは前橋ですか。心臓に関わる治療ですから、お住まいに近いところがいいですね。どこか心当たりありますか?」
田中「じゃぁ、以前母が同じ病気でお世話になった日赤病院ですかね」
医師「じゃぁ、紹介状を書きますね。ここで日赤の予約が取れますので、連携室によって日にちを決めてください」
田中「私、車椅子に乗らなければならないほど、深刻な状況なんですか?」
医師「あぁ、普通に歩いて大丈夫ですよ。もう起こって、今は安定していますから。
ただ、今正常な心臓の血管が詰まってしまうと危険なので、ちゃんと検査を受けてください。」
田中「はい、分かりました。ありがとうございます。」
車椅子からすくっと立ち上がり、お礼を言って退室しました。
時に12時30分。
連携室によって日赤の予約を取ると、たまたま心臓血管内科の先生の外来予約が10時から1枠だけあいたとのこと。
そこにいれてもらって、本日終了です。
なんか、疲れた。結局、一番最初に来て、一番最後に帰ることになりました。
明日も朝から検査となりそうです。トホホだよ。
2021年07月06日 22:31